日本ではほとんどの人が持っている銀行口座。しかし世界を見渡せば、銀行口座は取得が難しい、信用審査が厳しい部類に属する。仮に何かしらの理由で銀行口座は持てない人でも、簡単に給与支払いようの口座が持て、またデビットカード支払い、現金引き出しができるようにしているのがdopay ( http://www.dopay.com )だ。対象顧客の金融的な信用力、生活上の不便をよくよく理解してスタートさせている、スタートアップが課題を特定し、そこにマーケットがあるサービスと言える。
用途は明確。 1)雇用者向けの給与支払い管理機能 2)従業員向けの給与受け取り口座(アプリ) 3)現金引き出し、支払いが出来るデビットカードの発行
サービス概要:銀行口座を持っていない従業員向けの給与支払いを、オンラインで管理する仕組みを提供している。従業員にはデビッドカードが配布され、そのカードから現金の引き落としも対応できる。給与の管理などはモバイルアプリで行える。大手銀行のBARCLAYSが主催スタートアッププログラムからの出身。
想定されるビジネスの課題:欧州では移民も多く、銀行口座を新規に開設できない事情のある人も多い。そんな人たち向けの金融サービス。そもそも銀行口座を持てない、銀行が相手にしないマーケットを狙っている。
今後の展開、ビジネスモデル:与信管理がモバイルの契約アカウントに紐づく点で、auWalletに近いのでは。ターゲットセグメントによってはクレジットカードよりもデビッドカードの方が発行・管理しやすく。またユーザの利便性も高い。
コメントを残す