日本ではまだ無いであろうガソリン配達のサービス。Uber派生サービスとも言えそうな仕組みで、アプリで自分の車の位置と、予め登録しているクレジットカードで支払いを済ませれば、後ほど給油車でガソリンを届けてくれるという便利便利なサービスがBOOSTERFUEL( https://boosterfuels.com )だ。ブーストという言葉が付いている名前からしてキャッチーだ。
オンデマンド販売の給油サービス。アプリで購入しておけば、給油カーが指定の位置まで給油に来る。BOOSTERFUELの現在のメイン顧客は法人。車で直行直帰型の営業をするようなビジネスの社用車に給油を行っている。BOOSTERFUELのガソリン価格は地元のガソリンスタンドと似たような価格に設定している。ガソリンの仕入れ価格を調整している。現在の展開エリアは米国テキサス州。900万ドルの追加資金を調達して営業地域を拡大する。
サービスの仕組みと強み: 設備投資が少ない点が強み。ガソリンスタンドのような不動産と専用施設の建設が不要。給油車をIT管理で効率的に運用できれば、低コスト化はさらに進められる。このサービスは既存のガソリンスタンドの市場を切り取りに行っている。もしくはガソリンスタンドという設備投資も維持費も必要な仕組みから、不動産など資産を軽めに展開できる給油ビジネスとして新しい経営モデルになりそうだ。
アプリによる接客、IT管理の給油体制、ガソリンスタンドとも競争できる給油価格のそれぞれで強みを発揮している。エリアごとに厚みのある展開を実現していく必要があるため同様のビジネスが多数立ち上がるはず。
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