スマホマップで行き先を検索で入力を始めると、現在位置と関連キーワードで候補地を検索結果に出すデータベースを作っているのがFactualです。位置情報データベースを「誰でも簡単に使えるように」というミッションを掲げ、2008年に創業。Andreessen Horowitzがシード期から投資しています。
ディベロッパーは自社のウェブサービスの位置情報検索の機能を、factualのAPIを呼び出すコードを挿入するだけで利用することができます。自社でデータベースを開発するより格段に低負荷で実行出来る点が魅力です。
Web・アプリ運営者向けにデータ検索の機能を提供している。08年創業以来、あらゆるサービスで扱いやすくする、という目的で運営されている。用途は言語検索、位置・地図上での検索、パブリッシャーのサイト内検索など様々。顧客にはAppleMap, facebook, Microsoftなどの大手から、銀行/保険などの金融、中小規模のアプリ開発会社まで幅広く。サービスURL上での活用イメージを見るとわかりやすい。昨年12月に5年ぶりの大型資金調達で3500万ドルを調達。この資金で技術開発とグローバル市場への進出を行う計画。
急成長よりも技術をしっかり育て、じっくりと事業展開している印象。用途が豊富でAppleMapのような特定サービス内のデータもあれば、広告配信サーバ(Mopub)がキャンペーンで利用するデータまで提供している。
少量の利用は無料プランで可能。開発者が自分たちのサービスに簡単に導入できる。エンタープライズのプランは要件・利用量に応じた見積もり。
超有名サービスも利用している評判からPULLで顧客を引っ張れる状態にあるはず。
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