インドの経済発展に合わせて、広い国土を結ぶ物流ネットワーク(物流市場)も2020年まで年平均12%の成長が見込まれ、市場規模は3000億ドル(36兆円)も拡大する見通しだそうだ。
※インドの国土面積は約328.7万km²で世界第7位、人口規模は12億人(2011年)で中国に次いで世界第2位の大国である。(データ)
そのような背景でBlackBuckという物流構築スタートアップが2000万ドルの資金調達した。BkackBuckはEコマースなど小売事業者と、運送業者をつなぐテクノロジーだ。
このTribe感たっぷりのトラック野郎を見て欲しい。確かに物流網の構築は日本では想像できないくらい必要性が高そうだ。このトラックが広い国土のどこを走っているか!?なんて今までは追えなかったし管理もしていなかったはずだ。もちろん車載ナビもないし、スマホはあっても圏外、データプランは使いません。ということもありえる。だから今、これから!なのだろう。
輸送手段のマーケットプレイスのような存在で。大手ECサイトや物流を使いたい事業者をクライアントとして持っており、需要に合わせて運送業者の確保を担っている。ECなどが急速に成長するに合わえて物流網の構築が急がれるがAmazonやEC大手Flipcartくらいしか自社物流を構築できていない。Blackbuckはそれよりも規模の小さい事業者の物流構築を支援する。
モバイルを活用して運転手にダイレクトに配送指示を出せるインターフェイスを持ち、需要によって変化するオークション制の価格設定で、柔軟に物流リソースをクライアントへ提供する。
インドに期待されるこれからの発展と合わせて伸びる事業機会に取り組むBlackBuckにはすでに2500万ドルが投資されている。
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