GoogleのBlogger、Twitterを創業したエヴァン・ウィリアムスが3年前に
始めたMediumが注目されていますが、私もこの「誰でもアイデアをシェアするためのプラットフォーム」に注目しています。個人的にはまだMediumを掴みかねております。ブログのように記事を執筆するサービスであるが、通常のブログより人(や会社)を検索し、フォローするよう促しており、そして白地でシンプル、広告バナーのないデザインも特徴的です。さらに国内も含め、参加している執筆者がブログよりもきっちりした記事、よりプロに近いノリで書いているように見受けられる点も一般的なブログと違うように見えます。
国内の有名起業家・VCが執筆するThe First Penguinもスタートアップ界隈でよく見られているMediumで展開されるアカウントになります。
CEOのエヴァン・ウィリアムスが最近、Re Codeのラジオチャネルでインタビューに答えています。

エヴァン・ウィリアムスのインタービュー
彼が解説するMediumは、既存のブログよりもより、1)執筆者と読者の双方向のコミュニケーションを促進する、2)ユーザの利用体験を悪くするものを排除、3)ハイライトとして注目記事をユーザにPUSHするようなメディアプラットフォームとしての役割もある。4)より深いことを語る・出版できる場として運営している。 ということを上げています。
DIGIDAYの記事によるとメディアからもMeduimは注目されており、自社の記事を全てMedium上へ移行した企業も表れてそうです。
コメント活性化のために「Medium」上でメディア運営 〜ブログメディア「The Awl」の決断
この記事はMediumが双方向のメディア運営するために適したいる場だとの期待値を表しています。Mediumでブログ・メディアを移行した企業には以下の様な企業があります。
DiscoveryNews 宇宙・自然界についての発見など
Fusion スタートアップ・仕事の仕方などについて
Mic 政治・技術などアメリカで話題になりそうなトピックについての記事を発信。
Nemanの記事によるとこれらのメディアが移籍することを選んだMediumの魅力について以下の様に記載しています。
1)新規投稿用のAPI このAPIの利用でMediumへ他のプラットフォームから記事を更新できます。Wordpress対応のプラグインを用意しています。
2)アプリからの更新 iOS/Android両方のアプリが用意されており閲覧だけではなく、記事の更新にも使われているそうです。
3)カスタムドメイン Medium上で自分の好みのドメインでアカウントを運営できます。
これらの機能も支持されている理由の一つのようです。メディアがわざわざプラットフォームを乗り越えるMedium。エヴァン・ウィリアムスとチームがどんな方向性で進めるのか、今後の展開が期待されます。
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